介護保険制度を調べ始めると、多くの方がこう感じます。
「結局、うちは何が使えるの?」
「要介護◯って、どこまで頼めるの?」
介護保険サービスは、
要介護度によって使える内容や量が変わります。
この記事では、家族が理解しやすいように
要介護度別に使えるサービスを一覧形式で解説します。
要介護度とは?(簡単なおさらい)
介護保険では、心身の状態に応じて次の区分に分かれます。
- 要支援1・2(軽い支援が必要)
- 要介護1〜5(介護が必要)
数字が大きくなるほど、
介護の必要性・使えるサービス量が増えるイメージです。
【要支援1・2】で使えるサービス
状態の目安
- 日常生活はほぼ自立
- 立ち上がりや歩行が不安
- 物忘れが少し増えてきた
主に使えるサービス
- 介護予防訪問介護(簡単な家事支援など)
- 介護予防デイサービス
- 福祉用具レンタル(手すり・歩行器など)
- 住宅改修(手すり設置・段差解消)
👉 「悪くならないため」の支援が中心です。
【要介護1】で使えるサービス
状態の目安
- 身の回りのことに一部介助が必要
- 転倒リスクが高い
- 認知症の初期症状が見られることも
使える主なサービス
- 訪問介護(入浴・掃除・買い物など)
- デイサービス
- 訪問看護
- 福祉用具レンタル
- ショートステイ(短期宿泊)
👉 家族の負担を軽くし始める段階です。
【要介護2】で使えるサービス
状態の目安
- 日常生活で介助が必要な場面が増える
- 一人での外出が難しい
- 排泄・入浴に見守りや介助が必要
使える主なサービス
- 訪問介護(身体介護が増える)
- デイサービス(回数増加)
- 訪問看護・訪問リハビリ
- 福祉用具レンタル
- ショートステイ
👉 在宅介護が現実的に大変になってくる段階です。
【要介護3】で使えるサービス
状態の目安
- 立ち上がり・歩行が困難
- 排泄・入浴はほぼ介助が必要
- 認知症が進行している場合も
使える主なサービス
- 訪問介護(身体介護中心)
- デイサービス・デイケア
- 訪問看護
- ショートステイ(利用頻度増)
- 特別養護老人ホーム(入所対象)
👉 施設入所を検討し始める目安になることが多いです。
【要介護4】で使えるサービス
状態の目安
- ほぼ寝たきりに近い
- 自力での移動が困難
- 常時見守りが必要
使える主なサービス
- 訪問介護(複数回/日)
- 訪問看護
- ショートステイ
- 特別養護老人ホーム
- 介護老人保健施設
👉 家族だけでの在宅介護はかなり厳しい段階です。
【要介護5】で使えるサービス
状態の目安
- 寝たきり状態
- 食事・排泄・体位変換すべて介助
- 医療的ケアが必要な場合も多い
使える主なサービス
- 訪問介護(重度対応)
- 訪問看護
- 介護医療院
- 特別養護老人ホーム
- 医療と連携した施設サービス
👉 常時介護が前提となる段階です。
要介護度に関係なく大切なこと
ケアマネジャーが必ず関わる
サービス選びや調整は、ケアマネジャーが中心となって進めます。
家族がすべて把握する必要はありません。
使える量には上限がある
要介護度ごとに
月に使えるサービス費用の上限が決まっています。
(超えた分は全額自己負担)
まとめ|「今の状態」で使えるサービスを知ろう
介護保険サービスは、
要介護度に合った使い方をすることがとても大切です。
- 軽いうちから使ってOK
- 家族が限界になる前に調整できる
- 状態が変われば見直しもできる
「うちはどれが使えるんだろう?」と思ったら、
まずは地域包括支援センターや市区町村へ相談してみてください。



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