認知症介護では、
家族の対応の仕方によって本人の行動や気持ちが大きく変わることがあります。
良かれと思って行った行動でも
- 本人を混乱させる
- 不安を強める
- 介護を拒否する原因になる
こともあります。
この記事では、
認知症介護で特に注意したい10のNG対応を紹介します。
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認知症介護でやってはいけない10のNG行動
認知症の方は、記憶力や判断力の低下により
環境や対応の変化に敏感です。
そのため、以下のような行動は注意が必要です。
無理に外出を止める
認知症の方は
- 「仕事に行かなければ」
- 「家に帰る」
などの理由で外出しようとすることがあります。
このとき
「出ていっちゃダメ!」
と強く止めると、
怒りやパニックにつながることがあります。
食事を急がせる
認知症になると
- 食べるスピードが遅くなる
- 食事の手順が分からなくなる
ことがあります。
「早く食べて」と急かすと、
食事そのものを嫌がる原因になることがあります。
できないことを責める
例えば
- 火の消し忘れ
- 鍵のかけ忘れ
- 物の置き忘れ
などは認知症ではよく起こります。
これを責めると
自信を失わせてしまうことがあります。
生活リズムを頻繁に変える
認知症の方は
- 環境の変化
- 生活リズムの変化
に弱い傾向があります。
急な予定変更は
混乱や不安を強める原因になります。
すべての行動を管理する
安全のために
- 行動を制限する
- 何でも指示する
といった対応をしてしまうことがあります。
しかし過度な管理は
本人の自立心を失わせることがあります。
危険だからと何もさせない
例えば
- 料理
- 洗濯
- 掃除
などをすべて止めてしまうと、
役割を失ってしまうことがあります。
簡単な作業でも良いので、
できることは続けてもらうことが大切です。
物を勝手に片付ける
認知症の方は
- 自分なりの置き場所
- 習慣
を覚えていることがあります。
勝手に整理すると
「盗まれた」と感じる原因になることもあります。
大きな声で話す
聞こえやすくするつもりでも
大きな声は
- 威圧感
- 恐怖
を与えることがあります。
落ち着いた声で話すことが大切です。
無理に寝かせる
認知症では
- 昼夜逆転
- 夜間覚醒
が起こることがあります。
無理に寝かせようとすると
不安や混乱を強めることがあります。
家族だけで介護を抱え込む
認知症介護は長期になることが多く、
家族の負担が大きくなります。
無理を続けると
- 介護疲れ
- ストレス
- 家族関係の悪化
につながることがあります。
認知症介護で大切な3つのポイント
認知症介護では、
安心できる環境を作ることが重要です。
本人のペースを尊重する
認知症の方は
- 判断
- 行動
に時間がかかります。
焦らせず、
ゆっくり対応することが大切です。
生活習慣を大きく変えない
同じ生活リズムを保つことで
安心感を保つことができます。
介護サービスを活用する
認知症介護では
- デイサービス
- 訪問介護
- 地域包括支援センター
などの支援を利用することが大切です。
まとめ
認知症介護では、
ちょっとした対応の違いが本人の安心感に影響します。
特に注意したいNG対応
- 無理に外出を止める
- 食事を急がせる
- できないことを責める
- 生活リズムを頻繁に変える
- 行動を過度に管理する
- 何もさせない
- 物を勝手に片付ける
- 大きな声で話す
- 無理に寝かせる
- 介護を一人で抱え込む
大切なのは
- 本人の尊厳を守る
- 安心できる環境を作る
- 家族も無理をしない
ということです。
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よくある質問
Q:認知症の方に家事をさせても大丈夫ですか?
A:安全に配慮しながら、できる範囲で続けてもらうことが大切です。役割があることで自信や生きがいにつながることがあります。
Q:認知症の方が物をなくしたと言うときはどう対応すればいいですか?
A:否定せず、「一緒に探しましょう」と落ち着いて対応することが大切です。
Q:認知症介護で家族の負担を減らす方法はありますか?
A:デイサービスや訪問介護などの介護サービスを利用することで、家族の負担を軽減できます。


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